人の健康に空気はとても大切な影響をおよぼします。
人間の呼吸量は一日およそ8.6立方メートル。
それだけの空気を肺に送り込んで酸素を体に取り込んでいます。
その際に体に有害な化学物質なども取り込んでしまうことがあるからです。
人間は本能的に、自分の体に危険なことや有害なモノには拒絶反応を示します。
例えば、あなたはモデルハウスや住宅の見学会などに参加して新しい建物に入ったとき、きつい匂いを感じたことはないでしょうか?
その正体が化学物質なのです。
化学物質に敏感な人は建物の中に入ることさえ出来ない人がいますし、それほど気にならないという人でも長時間そのような化学物質の多い空気の中で呼吸をしていると気分が悪くなったり身体にさまざまな影響が出たりします。
近年、「シックハウス症候群」がよく知られるようになりましたね。
これは新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名で、建材に利用される接着剤や塗料などに含まれる有機溶剤や、木材を昆虫やシロアリといった生物からの食害から守る防腐剤、またはそれに類する以下のような揮発性有機化合物 (Volatile Organic Compounds, VOC) に影響されているものと考えられています。
私たちが「建物の匂いがきつい」と感じるとき、その室内の化学物質は国が定めている基準値を大幅に超えている場合がほとんどです。
およそ5〜15倍もの数値になることも稀ではありません。
それでは、なぜ住宅建材に含まれる化学物質は人体に有害なのでしょうか。
さまざまな影響がありますので一口には言えませんが、最大の問題のひとつに「活性酸素」の問題があります。
テレビや雑誌で近年たびたび取り上げられるようになったので、これが人間の老化の要因となったりさまざまな疾病の原因となる物質であることをご存知の方は多いでしょう。「酸素は人間が生きていくのに必要なものですね!
それが活性化しているのだから体にいいのでは?」と考える人もおられるかも知れませんね。
しかし、活性酸素は酸化力が強すぎて、人間の細胞膜や角膜を破壊してしまうという強い毒性を持っているのです。
その正体が化学物質なのです。
私たちは呼吸をして体内に酸素を取り入れ、食べ物から得た栄養と化学反応を起こすことによって生きるために必要なエネルギーを体内で作り出しています。
酸素と食べ物から得た栄養が結びつく化学反応はろうそくが燃えるのと同じ「酸化反応」と呼ばれ、エネルギーを作り出すと同時に水と二酸化炭素を発生が発生します。
このときに使われた酸素は水素と反応して水になりますが、1〜3%の酸素は水素と結びつかないま別の化学反応を起こして活性酸素となって体内に残ってしまうのです。
そして建材に含まれる化学物質は、その活性酸素を増やす働きを促進してしまうと考えられています。
体内での活性酸素の増え過ぎは老化や様々な病気を引き起こす原因となります。
その結果、糖尿病やガンなどの重大な要因となるのです。
20歳の抗酸化力を100%とすると・・・
※人の体は40歳を過ぎた頃から抗酸化力が急激に衰え、老化が急速に進みます。そのために病気への抵抗力が衰え、ガン、糖尿病、成人病などが年々増加すると考えられているのです。
また、活性酸素は近年非常に増えてきたアトピーを悪化させる要因とも見られています。
アトピー体質の人は生まれつき抗酸化能力が平均値より低い傾向が見られます。
その上、からだに酸化されやすい不飽和脂肪酸の脂質を多く持っており、この脂質が活性酸素に酸化されると『過酸化脂質』に変化してしまうのです。
それによって皮膚は保湿機能を奪われカサカサに乾いた状態にしてしまい、アトピーがさらに悪化してしまうというわけです。
さらに近年、活性酸素がアレルギー症状を促進する作用があることも突き止められました。
活性酸素は体内の自然免疫システムを異常に亢進させ、そのためにアレルギーが発生するというのです。こうしてみると、活性酸素は現代人の体質を弱くさせた一番の悪玉であるということになります。
家は、私たちが一生の三分の一の時間を過ごす大切な場所です。
いくら抗酸化力をうたったサプリメントや食品を摂っても、住む家が悪ければ何にもなりません。
そこで私たちは、その家の建材に使用される化学物質を最小限度に抑えるとともに、さらに『抗酸化力』を高めた空気を作り出すよう工夫し、住む人の体をいつまでも長く守れるよう研究しているのです。
空気に関するお問い合せは、
橋本寿美恵までお気軽にお問い合せ下さい。

